台北有情

昨夜録画した「テレサ・テン名曲熱唱 没後25年目の真実」を見ている。

テレサ・テンの日本デビューは1974年

俺の台湾遊学は1974年10月ころからだった

だからそれ以前だったかもしれない

テレサ・テンという名前はまだ知らなかった?

台湾をそれまで数回旅していた

台湾では國劇という名称の京劇鑑賞に関心を持っていた

台北峨眉街の今日世界デパートの

遊技場 今日世界に通う旅でもあった

京劇女優 姜竹華に夢中になっていた

そんなときに、京劇の劇場よりも少し入場料が高い

歌庁という音楽ホールにも時々は遊びに行った

そしてある時、鄧麗君という人気歌手が出演していた

彼女が登場すると観衆たちの大拍手

そして舞台の彼女に、観衆の一人が舞台にあがろうとしている

光景をみることになった

その観客は舞台から引きずりおとされた

俺はその様子を写真で写したのだが、今その写真は

みつからない

今、見ているテレビ番組にはテレサ・テンドリフターズ

共演している映像が写されている

若き志村けんもいる

テレサ・テンを知る前の鄧麗君のあの場面を思い出しながら

台北有情なのだ

第一大歌庁だっただろうか

そこには台湾の一流歌手たちもたくさんいたはずだ

その30年後、俺は長春テレサ・テンのDVDを毎日のように

見ている生活をはじめた

そして台湾の一流歌手姚蘇蓉を知った

台湾遊学時代に姚蘇蓉ともであっていたであろうが

その時にはまだ彼女に気づいていなかった

毎日のプール水中歩行では

彼女の歌「因為我愛ニー」を暗唱して

歌い続けている

テレサ・テンの魅力を初めて教えてくれたのは

鈴木明さんの「誰も書かなかっ台湾」

1974年、福岡で仕事をしていた俺は、その本を読んで

台湾遊学に旅立っ決心をしたような記憶がある

昨日録画したテレサ・テン、まだ見ながらの

ここへの書き込みだ