昭和有情

夜中からYOUTUBEを聞いている

武田鉄矢昭和は輝いていた~職業歌謡について」

その次に流れてきたのは「昭和思い出の歌」

司会はコロンビアトップ、玉置宏さん

そして今、聞いているのは

小沢昭一の小沢昭一的こころ~百貨店について考える」

昨日高校時代の友人から電話があった

「ジムが休館の間は何をしていたのか?」と、

俺が「中国ドラマ鑑賞三昧だった」と言うと、

「そんな趣味があって羨ましい」と彼は言った。

定年になってから、もう10年は過ぎた。

定年後の俺の目標は、

「落語」「沖縄」「台湾」「中国」「満州」「昭和」三昧の生活だった

そして今、その生活を実行している

沖縄・台湾・中国・落語といっても

それは昭和を回顧追及している旅ではないかと

考えている今日この頃だ

台湾に満州に落語に

 

昭和を追い求めているのだ志ん生に、台北駅に、長春元日本人街に、

北京京劇に梅蘭芳の姿を想像しながら

すべてが、昭和につながっている

母は昭和二年1月生まれ、

昭和はその前の年の12月に始まったので

母の歴史こそ昭和の歴史だった

俺は母のいきた時代を追慕しているのかもしれない