東京有情

このタイトルでいいのだろうか?

と考えながら、この番組を見た。

3月29日に再放送された番組だ。

ファミリーヒストリー 志村けん 東村山で生きた父~

教師と柔道を貫く」

志村けんさんに全然興味なく生きてきていた。

2018年5月28日、この番組が初回放送され、それを見て。

志村けんさんに興味を持った。

2年前のことだ。

そのヒストリーで、志村けんさんのお父さん志村憲司さんが、

昭和13年ごろの全国中等学校選手権で、

優勝した鹿児島商業高校副将の吉松義彦さんと引き分けたと。

驚いた。鹿児島県民なら全日本で3連覇した吉松さんを、

知らない人はいないだろう。

その人と分けた。

その番組を見た時、高校の後輩でもある吉松さんの

息子さんにその番組を教えた。もちろん彼は知っていた。

俺も高校時代吉松義彦さんに指導してもらったことがあった。

その番組以来、志村けんという名前が俺の頭に入った。

今年3月25日、「あいつ今なにしてる」に志村さんが出演された。

そのころ、志村さんがコロナで入院されたこと報道されていた。

その番組を、ひょっとしたら、と思いながら、

心に刻むように視聴した。

志村けんさんが結婚しようと思い、

お宅まで伺ったことのある大滝裕子さんを探してくれ

という内容だった。

そしてその女性がビデオ登場して志村さんとの出会いを

語っていた。

その時の志村けんさんの表情、彼女の応対。

心を打った。感動した。

そして3月29日、志村けんさんはコロナで亡くなられた。

たったこれだけの番組で俺は志村けんさんに目覚めさせられた。

志村けんさんを知ったのだ。

それが「東京有情」と言うタイトルでと思いながらの

ここへの書き込み。

昨夜、まさか今日こんな書き込みをするとは思っていなかったが、

50年前、東京新宿小田急デパートでバイトをしていた頃の

高校生のことを思い出していた。

東村山の人だった。高校生バイトで、

何の感情もあったわけではなかったが、

この人に手編みのマフラーをもらったことを

ふと思い出したのだった。

あれは俺に好意があったのだろうか?

何でもなかったのか?などと回顧しての、

このテレビ番組だった。

だから「東京有情」ということにしたのだろう。