「ザ・偉人伝~ BS朝日

江利チエミ笠置シズ子淡谷のり子

人生を変えた歌~」

昨日録画したこの番組を見る。

今、6月1日、午前2時半。

さっきまでベッドで、「水滸伝」を

聞いていた。

起き上がって、この番組を見た。

晩年の淡谷のり子番組を追っかけた。

別れのブルース」に心惹かれたためだった。

この歌を歌いこなそうと思ったのは、

25年以上前だ。

♪ 窓を開ければ 港が見える

この歌が、俺に合うはずはなかったのだが、

歌いこなしたくなった。

この一曲のため、

当時10万円したレーザーデッキを買った。

レコードは1枚5000円。

そして25年たったいま、

歌えるようになった。

定年になってから10年過ぎた。

散歩のときに、この歌を口ずさんだ。

プール歩きでもこの歌を歌い続けている。

プールで毎日、歌を歌いながら歩く俺に、

一緒に歩いているおばあさん、おじいさんは

どんな目で見ているのだろうか。

淡谷のり子の歌は2曲。

「東京ブルース」も歌っている。

♪誰も知らない浅草の 可愛いちっちゃな喫茶店

そして渡辺はま子の「広東ブルース」。

画面では淡谷のり子の若き人生の紹介。

友人の葬式の時、弔辞を詠んだ。

最後にこの歌の一節を歌った。

不謹慎とは思ったが。

♪むせぶ心よ はかない恋よ

踊るブルースの切なさよ

二度と逢えない心と心

踊るブルースの切なさよ

世界を駆け巡って貿易業をしていた

元気な男だった。

50前後のころ、同期会で中国を旅した。

そんなことも思い出しながら、

この番組を見ている。