小沢昭一から、武田鉄矢

明け方、

小沢昭一の小沢昭一的こころを聞いていた。

しばらく聞いていたが、

武田鉄矢の今朝の三枚おろしを

聞きたくなったので、

音声入力で、それに切り替えた。

数日ぶりに聞く、武田鉄矢

また新鮮だった。

小沢昭一の小沢昭一的こころ

熱心に聞いたのは、10年前の

長春時代だった。

長春小沢昭一さんを聞ける喜びを

異国の生活で喜びでもあった。

テレビやラジオを見たり、聞いたり

するとき、意識的に

一期一会と思うことはずっとあった。

新宿末廣亭に通った、二十歳頃

桂文楽三遊亭圓生林家正蔵

柳家小さん金原亭馬生

これで会えないかもと思いながら見続けていた。

万葉学者の犬養孝さんも、

江戸文学の暉峻康隆先生も

今なんだと思いながら、

テレビを見ていたことを思い出す。

芸能人だけではない、

俺が今出会っている人たちも、

今日が最後では、

ちょっと大げさだが、

そんな気持ちがないわけではない。

さて、早くに名前は知っていた

武田鉄矢さん、

70歳前後になって、彼に本当に出会った。

5時になった。

YOUTUBEの彼はまだ語っている。

今から、プールに行く、

今日はずっと雨の予報だ。

あの6月4日が今日なんだ。