「北京の碧い空を」小澤さくら著

わたしの生きた昭和

昨日からこの本を読んでいる。

早々と買っていたのだが、

昨日まで読んでいなかった。

母の家に蔵書を雑然と置いていたのだが、

それを袋につめて車に乗り込み、

昨日から読み始めた。

北京というタイトルだったので、

ほったらかしになっていたのかもしれない。

北京でも読もうかと思って、めくった。

するとである。

新京での新婚生活から始まっているのだ。

昭和2、3年頃の新京生活が描かれている。

戦前の新京、今の長春だ。

朝、6時半から駅待合室で読書をしている。

7時からプール入場。

その30分間の読書が充実するのだ。

新京から始まって、奉天への転居。

奉天瀋陽だ。

奉天のヤマトホテルの裏側に住んでいたと、

奉天瀋陽のヤマトホテルは俺も泊まった。

その付近の街の様子を思い出そうとしながら、

読んでいる。

小澤さくらさんは小澤征爾のお母さんだ。

小澤征爾さんが、中国での異様な人気、

お母さんの小説を読んだら、わかるような気がしてきた。

これから大連、北京へと転居する内容になるだろう。

楽しみにしている。

小澤征爾さんの妻が江戸京子さんだったということは、

50年前に知っていた。

小澤征爾さんが何者かはよく知らなかったが、野末陳平の姓名判断か他の人の

星占いの本でだったか知っていた。

江戸京子さんが江戸英雄?さんの

娘さんだったということも。

小澤征爾さんのお父さん小澤開作さんが

満州中国で有名な人だったようだ。