昭和10年に行きたい。
1935年だ。
戦前の20年間に興味がある。
それを追っかけているのが、
俺の今の生活だ。
タイムマシンで東京に行きたい。
北京に、上海に、長春に、大連に
YOUTUBEで近づくことはできるようになった。
寮歌を歌っていた旧制高校生。
軍歌を歌っていた戦前の日本人。
日本人たちはどんな生活をしていたのだろうか。
那覇で沖縄民謡がどんな生活の中で歌われていたのか?
ささやかな空想だ。
ビデオで最近見ている「かごしま今昔」は
昭和10年頃の鹿児島の生活を想している。
李香蘭が中国でどんな活躍をしていたのか?
YOUTUBEで迫ることはできる。
手元に「世界の中の一億人の昭和史」という
写真雑誌がある。
その本を見れば、そのすべての問題に、
近づくことができるだろう。
戦前の20年間を知っている生き証人は、
まだ生存しておられる。
懐メロを聞くことでも、近づきたい。
俺がそんなことばかり考えて生活しているなんて
友人たちはわからないだろうな。
俺は今、カラオケに行きたいのだ?
わが心の内を発表したいのだ。
♪君がみどりの黒髪も またいつか見んこの別れ
テレビ画面には昭和20年の「惜別の唄」が流れる。
フォレスタのBS日本・こころの歌だ。6月29日放送