浅草 街頭演奏 1月3日

YOUTUBEで映像を見ている。

東京大衆歌謡楽団の浅草街頭公演だ。

演奏する人の前にはざるがおいてある。

投げ戦方式で懐メロを歌っている。

「憧れのハワイ航路」で始まり、

丘を越えて」「裏町人生」「旅の夜風」などを

昭和初期の衣装で歌っている。

東海林太郎のあの格好だ。

歌い方も昭和初期だ。

アコーディオンもいい。

「流れの旅路」俺の知らない歌も

流れてきた。

まだコロナが流行していないころだ。

マスクの人がほとんどいない。

コロナ騒ぎで、この光景も東京から消えたのだろう。

投げ戦を入れる、おきゃくさん達に、

東京モダンの紳士淑女はいない。

むかしでいうと、ねんねこをきている

雰囲気の街のおばさん、おじさん。

もし俺が東京に行けば、

一番出会いたい光景だ。

大雨雷予想の鹿児島の朝、4時半。

やがて俺もプールへの旅に出る。

本音を言うと、コロナ120人の鹿児島へ

行きたくないという気持ちもある。

今朝は長春の元職場の食堂の夢を見た。

食堂の店員さん達も、懐かしがっていたが、

俺も、あの頃より10年歳を取った

店員さんたちが懐かしかった。

長春に行きたいという気にさえなった。

今見ている浅草光景、

この人たちと長春の食堂での光景が

重なっている。