江戸情緒

何時に眠ろうとしたのか、

城之内早苗の「大連の街から」を検索して、

寝ようとした。

この数十日、沖縄情緒、中国メロディーを

夢中で聞いていた。

落語も聞いていたので、江戸と遠かったわけではないが、

江戸のお座敷芸能には触れていなかった。

桧山うめ吉、立花家橘之助を検索して。

小唄、都都逸などを聞いた。

久しぶりだったような気がする。

俺を寄席に引き付けたのは落語だけではなかった。

色物といわれる、女性の三味線演芸にも大いに惹かれていた。

その芸人をYOUTUBで検索することを忘れていた。

検索して聞いてみると、映像も出て来た。

桧山うめ吉さん、立花家橘之助さんとは、

直接話をしたこともあった。

うめ吉さんには団扇にサイン、橘之助さんは、

三遊亭小円歌時代にツーショットで写真を写した。

1970年代の寄席通い時代には彼女らの先輩

桧山さくら、日本橋きみえさんの芸も見た。

玉川スミさんの三味線漫談は数年前にも浅草で見た。

山田五十鈴さん演じた初代立花家橘之助の芸を見たいと、

70年代に思っていたが、山田さんの舞台でテレビでを見た。

江戸情緒から始まった俺の芸能への興味。

このYOUTUBで初心に戻ったような気持になった。