十代文治 噺家のかたち 桂文治太田博編

目次 はじめに

第一章 文治の道

裸馬が跳んで来る

親父に教わった噺

少年剣士

父、柳家蝠丸のこと

母、美奈のこと

陸軍監督工場

東部六十二部隊

五枚の血判状

若い噺家がいない

桂と柳家の「小よし」

月の武蔵の江戸育ち

ロマンスカーの敬子ちゃん

話題の六人真打昇進

蝠丸かさん馬か

横町のフランス人形

内弟子でなくては駄目

若い人へのつなぎ

第二章 文治落語の世界 その一『子ほめ』

第三章 文治の周辺

五代目柳亭燕路師匠のこと

志ん生師匠と金馬師匠

山﨑屋の権さま

農村慰問

嫌演落語

女真

オチケン

手本がだいじ

第四章 文治の流儀

第五章 文治落語の主人公たち

第六章 文治落語の世界 その二『やかん』

第七章 文治の落語ことば

おわりに

うなぎ書房