7月31日になった

いつの間に、

7月が終わったのか。

生活は毎日変わらない。

歩いて、泳いで、食べて、テレビ。

しかし何かが寂しい。

何がかとは言えないが、

寂しい。

7月31日だからだろうか?

少年の時、7月31日は寂しさの始まりの日だった。

夏休みがもうすぐ終わるという8月の声が、

聞えだしていた。

ふと思ったことは、

北京留学したときも、8月になったらなにか

寂しさを感じていたのではと。

一番暑いさなかに、やがて訪れる秋を感じて

いたのかもしれない。

そういえば、俺は二十歳代から人生無常を

常に思いながら生きていたような気がする。

19歳の時に死んだ親父の影響はずっとあったような・・

そのかきたてる思いが、青春時代夢中で旅を続けていたのだろう。

YOUTUB「シナの夜」が流れてきた。

このレコードを台北の萬華のレコードショップで買ったことを

思い出す。

そして次は「懐かしのブルース」。

高峰三枝子のこの歌が好きだった。

母親よりも年上の高峰三枝子さんを少し追っかけたこと。

鹿児島文化センターの高峰三枝子ショーに

行ったのは、いつだっただろうか。

さあ5時だ。ニュースを見て、

今日も出発だ。

500m泳ぐために。