大衆芸能を世に広めた偉人と詩人
二度寝をしていた。
早大出身の須黒さんが、
第一声に「学生時代紺碧の空を歌っていた」。
から始まった。
聞きながら寝ていた。
そして夢を見ていた。
同期会の夢だった。友人たちがたくさん出ていたが、
秀志君が友人の接待の悩みを語ってくれたことだけは
はっきり覚えている。
同級生の女の子だったが、名前もはっきり、ところが
今また、突然名前がはっきり出てこない。
Oさんだったか、Aさんだったか?
やがて2時半になる。
寝なければ、朝が心配だ。