四つ子の父親

支離滅裂の夢だった。

宮崎にいたり、えびのだったのか、

中国だったような。

宮崎の中央市場でばったり出会った。

その人があいさつをして「おれを知っているか」と言うので、

とっさに思い出したのは小学校時代の友人敏隆君だった。

眼が覚めてから、五つ子で検索したが、彼にはいたらなかった。

早くに彼は亡くなった。相撲のライバルだった。

十五夜の相撲大会で彼とだけはやりたくなかった。

彼が亡くなってから、鹿児島西田のバス停で彼のお母さんと会ったことなどを

思い出している。

夢と事実がぐちゃぐちゃになった。

夢では宮崎の知り合いがグループで鹿児島に下見に来ていた。

我がマンションにも来ていたが、私はマンション住まいではない。

知らない街を歩いていた、自転車だったかもしれない。

長春の元職場を訪問していた、学食に働いている人たちは、

昔の人たち、話に行きたいと思いながら、行かず。

支離滅裂だったが、四つ子のお父さんの名前を口に出したことは

はっきり覚えている。

彼に死を教えてくれた道夫君も死んだ、道夫君は

雅彦君が死んだことも教えてくれた。

盆の最後にそんな夢になったのだろう。