少年の時、この言葉に心を打たれた。
その作家の墓碑に刻まれていたと。
そんな生き方をしたいなあとも思った。
フランスの作家スタンダールのことばだ。
「赤と黒」高校時代本でも読んだが、
50年前のことだろう。
なぜそんなことを思い出したか?
今年の夏を言葉で表そうとして、
その言葉を思い出したのだ。
俺のコロナの夏は、
「泳いだ、歩いた、食った、観た」。
暑かった夏も、毎日のプールのおかげで、
どうにか過ごした。
食事もずっと外食生活。
夏の終わりになってから、一流ホテルバイキングが続いた。
中国ドラマを数十時間見ただろう。
ふっと思い出した。
少年を過ぎたころの人生の目標を
「生きた、恋した、旅した」だった。