『満州帝国』児島襄著

目次

朝鮮軍派兵

満州の制圧を 朝鮮軍出動準備 独断出兵を決意

閣議の不拡大決議 『瀋陽館』の関東軍幕僚 軍事行動のワクをめぐって

吉林とハルピン 二晩つづきの幕僚会議 増援要請を打電

東京の「第四の独断」 義二於テ忍ビズ 天皇の叱責

満州の頭首 廃帝溥儀の期待 王大佐と四千の敗残部隊

溥儀の天津脱出

北軍座視して進まず 新国家樹立の決意 錦州と黒竜江省

海鵬軍の離反 関東軍の独立をおさえる 双方の牽制合戦

板垣石原の根本方策 天津の廃帝溥儀 満州行を承諾

暫ク機ヲ待テ 天津脱出まで 天津から営口へ

ニュー・エンペラー 溥儀工作への反撥