落語『ちきり伊勢屋』

三遊亭圓生の落語を聞いている。

桂文楽の「夢の酒」を聞きながら寝た。

自宅で、CDもレコードもいらず、

名人落語を聞くことができるようになるとは想像もできなかった。

昭和40年代の初めに、落語と出会った。

新宿末廣亭三遊亭圓生を聞いた。桂文楽も聞いた。

林家正蔵柳家小さんも聞いた。

贅沢な日々だった。

寄席で聞けなかったのは古今亭志ん生だけ。

しかし志ん生はまだ生きていた。

テレビで志ん生の晩年を見たことも覚えている。

「ちきり伊勢屋」は林家正蔵をレコードで聞いた。

9月20日、明け方3時。寒くなった。

ふとんが欲しくて、目が覚めたのかもしれない。

長春で生活をしていた頃、9月18日(満州事変)になれば、

気候がかわると感じていた。長袖になった。

この明け方の気温は、長そでが欲しい。

三遊亭圓生 1900年9月3日~1979年9月3日

「温和な外見の下に隠れた本当の姿」角川誕生日事典

古今亭志ん生 1890年6月5日~1973年9月21日

「頭脳明晰な人」角川誕生日事典

桂文楽 1892年11月3日~1971年12月12日

「息の長い戦士」角川誕生日事典