目がさめて、まだ11時過ぎ。
風邪薬夢を見たようだ。
製本所で仕事をしていた。
書箱?を作っていた。
平凡社の中国古典文学大系のケースを作っていた。
古典文学大系は俺が捨てがたい本だ。
昨日は本を3冊捨てた。
そこに昨年は何百冊も捨てたのだ。
だからだろうか、捨てがたい本の製作所で働いていた。
1967年、東京生活が始まったときの、最初のアルバイトが製本所だった。
新宿区戸塚町の神田川沿いに製本所があった。
そこで仕事をした。まだ18歳だった。
おばさん達が冷やかすようにエロ話をしかけてきた。
その後、河出書房でバイト。
そのころは、バイトが楽ではなかったころだ。
その後デパートでバイトをするようになって楽になった。
ところで中国古典文学大系、せっせせっせとお金が貯まったら、
買い集めていた本だ。
読んでから捨てよう思って今でも大事にしている本たち。
たぶん最後に棄てる本だろう。