至誠一貫

大関昇進が決まった正代の言葉だ。

至誠一貫、相撲取りの言葉というより、

政治家のことばのような気がする。

ふと俺が高校卒業の時の卒業文集に書いた言葉を思い出した。

「舌はまだついているか?」「舌があれば十分だ」。

何のつもりで書いたのか?

露天商をしてでも俺は生きて行くのだという気概を書き残したような気がする。

今なら「人間万事塞翁が馬」。