三四郎

夏目漱石の「三四郎」の朗読を聞きながら寝た。

心地よく眠るつもりだった。

夜中突然男が部屋に入り込んで来た。

郵便物配達の男のようだった。

「配達が終わったらまた来る」というので、

しっかり戸締りをした。

しばらくしたら、窓をこじ開けて入ろうとした。

必死で追い出した。

身体の大きいやつだった、

二人で来た。

必死で窓を開けないようにした。

怪力の男たちだった。

助太刀が部屋の中にいた。

ラグビー部の連中だった。

彼らが手助けしてくれたが、押し合いになった。

「警察を呼べ」と言って押し合いへし合い。

ラグビーの中に隋唐演義の怪力男羅士信に似たやつがいたので、

心強かった。

相手は引き返していったが、再度来るのではないかと、

気が気でなかった。

目が覚めて、今から来るのではとまだ思っていた。

三四郎」の朗読が流れていた。

とんでもない「三四郎」になってしまった。

そして一旦起き上がって、

「情報7デイズニュースキャスター」を見ている。

木村太郎氏が再び「トランプが勝つ」と言っているとのこと。