暉峻康隆先生

北京だったのか、旅をしていた。

旅の終わりに会合があり、そこに暉峻康隆先生が坐っていた。

俺は大感激をしていたが、なぜ早く気付かなかったのか後悔していた。

暉峻先生には「下重暁子さんにも教えられたのですね」などと質問していた。

鹿児島県志布志出身の江戸文学井原西鶴研究の第一人者だった。

学生時代、先生に松尾芭蕉を習ったことがあった。

団体旅行だったのか高校時代の友人たちがいた。

武憲君に暉峻先生と会ったことを、「初恋の人に会ったようだ」と大声で報告していた。

すると正一君が「俺はいつも見ているよ。どこどこに来ている」言うので、彼が羨ましかった。

今朝は天皇誕生日、その日にふさわしい出会いの夢だった。

目が覚めてから、俺が会いたいほかの学者も思い出した。

万葉集研究の犬養孝先生だ。

犬養先生を検索すると、1979年に昭和天皇を奈良で案内しておられた。

暉峻康隆1908年2月1日~2001年4月2日

「荒々しくも知的な人」角川誕生日事典

犬養孝 1908年4月1日~1998年10月3日

「威厳のある人」角川誕生日事典