旧暦 2月19日
MC 島袋千恵美・中曾根創
今日もこの番組を見る。
スタジオをのぞけるのがいい。
昨日はMBCラジオに立ち寄って、スタジオ見学をお願いしたがダメだった。
鹿児島のラジオ番組タンポポクラブの生放送を見学したかった。
琉球放送のこの番組は、垣間見ることができる。
昭和46年、俺はラジオ沖縄の入社試験を受けさせてもらった。
落ちた。社長の紹介だったが、俺の作文力はマスコミに入れるほどはなかった。
4月1日、1071年、俺は沖縄からスタートした。
50年前だ。鹿児島から船で那覇に行ったのは、3月31日だったような気もする。
船室は3人、一等船室か2等船室だったのだろうか、
朝日新聞を定年退職した初老の二人組と一緒だった。
この番組のMC二人はそのころはまだ誕生もしていなかっただろう。
しかしこの番組はそのころからずっと続いているのだ。
上原直彦アナウンサーの沖縄弁アナウンス、俺に強烈な興味を抱かせた。
昨日は数年前のこの番組を聞いたが、その中で竹中労さんたちと東京のジャンジャンで公演りょこうなどをした話もされた。
そのジャンジャンの公演旅行は俺もレコードで聞いたことがあった。
この番組はレコード曲は音声は消してあるが、MCの生歌は流れてくる。
先日は座喜味米子さんが前川守賢さんと♪西武門節を歌った。
舞踊家の座喜味米子・の歌う♪西武門節は最高だった。
今日のMCの二人は、先日♪19の春を歌った。
俺が沖縄居酒屋に行ったら、歌ってみたい歌があるのだ。
沖縄春歌を歌いたい、「意味はわかりませんが歌っていいですか」と断って。
まだ30歳になる前、鹿児島天文館にあった沖縄料理の店で、その歌を歌ったことがあった。30歳前の俺の歌はいやらしかったのでは、今ならシブく歌えるかもしれない。
この番組のこの二人の掛け合いがいい。テレビ画面では音声を消して9時のニュースを見ている。
沖縄の琉歌の世界、こんな文化があることを知らないのはもったいない。