京王線

あれはどこだったのだろうか?

仙川には新宿から通っていた。

栄太郎あめ本舗仙川工場でアルバイトをしていた。

1968年昭和43年暮れだった。

そのバイト先の主任の家に招待されたその駅名が確かには記憶にない。

つつじヶ丘~柴咲~国領

その3つのうちの駅だったと思っている。

昭和44年4月4日の新宿へ帰る時に乗車した駅名だ。

そのバイトの時に片思いの恋をした。

片思いの女性が入院して見舞いに行った時の駅は国領だった。

その女性はバイト先の忘年会で♪初恋の人を歌った。

その歌を口ずさみながら見舞いに行った。

♪そよ風みたいにしのぶ あの人はもう

見舞いに行ったが本人はには会わず見舞いの果物を病院に届けただけだった。

その恋の思いを語ったのが、昭和44年4月3日だった。

そして泥酔しての4月4日の京王線の駅。

恋の思いを語ったのは上司の妹千草さん、恋の相手は千栄子さん。

その千草さんが出勤する駅に俺も一緒に行ってのことだ。

あの日、いろいろあの日がある。

強烈に覚えているあの日が1969年4月4日52年前だ。

あと一つのあの日は1975年2月14日、台湾彰化駅にいた。