沖縄番組を聞きながら、
昔出会った人たちに会いたい気持が起こる。
二言三言しゃべったことがある人、街で見かけただけの人。
那覇のペリー垣花の我が家近くの食堂の姉さん、
黙って食事をしているだけであったが、当時30歳ぐらいの姉さん、お母さんも手伝っていた。
その人もたぶん80歳にはなっているだろう。
番組は♪二見情話がリクエストされた。
那覇の友人の家に遊びに行くとそこのあんまーが、あんまーとはお母さんの事。
そのお母さんがいつも俺に語りかけるように歌っていた歌がこの♪二見情話だった。
♪二見美童や だんじゅ肝清らさ
海山ぬ眺み 余所に勝さてぃヨ~
娘さんの気持を俺に伝えようとしていたのか
50年前のその光景が浮かんでくる。
あの人に逢いたい、
実際には思い出すことでも逢えるのだ。
思い出すことはあの人、この人にこちら側からは逢っていることかも。
忙しい忙しいと生きている俺が、この番組を1時間聞きながら、
ここに書き込んでいる。
誰も読んでいる人はいないだろうが、せめてこの番組のファンには気付いてもらいたい。特にMCのアナウンサーや歌者にはここを見てもらいたい。
毎夜那覇がある。
那覇はなつかしいのだが、中国は胸に迫ってくるのだ。
番組で♪安里屋ゆんたの歌に歌われているくやまさんの九代目の人からのリクエスト、
歌は聞えない。
1970年12月の竹富島の民宿泉屋さんで、ご主人の上勢頭昇さんが、三味線引き語りでこの歌をうたってくださった。
一期一会という言葉を聞くといつも思い出すのが上勢頭昇さんだ。