西條八十

1892年1月15日~1970年8月12日

「ヒーローに憧れる人」角川誕生日事典

1967年に東京に行った。昭和42年だ。

その東京で俺が口ずさんだ歌が♪東京行進曲だった。

俺の東京はこの歌で始まったかもしれない。

大学に西條八十先生がいることもわかった。

西條八十先生の授業を絶対聴講しようと思っていたはずなのに、

なぜ聴講しなかったのだろうかと。 

BS日本こころの歌 名歌追想1 2020年4月6日の番組を見ながら思った。

この番組では♪別れのブルース、♪東京ブルースが歌われたが、別れのブルース藤浦洸さんだったが、

18歳の俺は♪東京行進曲の作詞者西條八十先生の授業は聴講しようと思っていたことは、はっきり覚えている。

しかしなぜ、今亡くなられたのが1970年と知ったので、当時授業はなかったのでは、

と思い直した。

学内ですれ違った記憶はあったような気がする。

誰かが「西條八十先生だ」と言ったことを。

今日も今からプールに行く、俺はプール歩きで毎日口ずさんでいる歌が、

その♪東京行進曲、♪東京ブルースなのだ。

♪東京ブルースは60歳になってから覚えた歌だが。

この歌は定年後、東京同窓会の二次会カラオケに行った時歌った。

後悔といえば、西條八十先生に逢えばよかった。

当時テレビドラマでは「お花はん」があった。主演の樫山文枝さんのお父さんの授業は聴講したことがあった。樫山欽四郎先生。

1967年という年が急に懐かしくなった。

十代だった。