映画「海軍」

高校時代、学校体育館でこの映画を見た。

少年の俺は、身体が震えるように感動した。

今でも、その映画で見たシーンで覚えている部分がある。

今でもある西郷隆盛銅像、その界隈がスクリーンに映された時の興奮。

知っている場所が映し出されたなんともいえない嬉しさ懐かしさ。

そんなことを思い出しながら、九軍神を検索した。

主人公は真珠湾攻撃で特攻した横山正治少佐だった。

演じた俳優が山内明さん。もし高校時代の友人でその映画を見た後の俺の様子を覚えている友人がいるだろうか、ふと友人たちに聞いてみたいと思う。

その横山正治少佐の実家は今も鹿児島市下荒田町にある。

その家に何度か行ったこともある、定年になってからだが、訪問はしていない。

家の前まで足が向いたのだ。

映画「海軍:は田坂具隆監督1943年の作品だ。

高校時代の感動は、この映画と、広島大学の先生の講演「吉田松陰」だった。

横山正治少佐、当時は少尉だったと思うが、俺の親父と同時代の人だった。

横山正治 1919年11月8日~1941年12月8日

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鹿児島市八幡小学校から、二中、海軍兵学校に行った人だ。

二中は今の甲南高校。

主演の山内明さんは。

1921年7月11日~1993年10月29日

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原作は岩田豊雄、のちの獅子文六さんだ。

俺は一時、獅子文六作品を夢中で読んだことがあった。

関口宏のもう一度近現代史を見終わって。