新谷のり子さんが歌う♪フランシーヌの場合は、
昭和44年の歌だそうだ。
この歌を聞きながら香港で政府批判をした周庭さんのことを思い出した。
新谷のり子さんは「自分は本当のことを言う人間になりたい」と思ったそうだ。
本当のことをいう。
赤木俊夫さんだってそうだった。
本当のことを言い続けて命を絶った。
本当のことを言えばお利口になれないと思っている人たちは、
出世したそうだ。
俺が心を痛めることは、お利口なことを言って生き延びている人よりも、
何が本当か嘘か気付かない自分たちのことだ。
中国共産党100周年の記念式典で中国人は怖いと思いながら見ていたひとも多かっただろう。俺は中国人の怖さよりも、あんな怖い国で、なおも堂々と反対する精神がある中国人の凄さに、怖い?のである。
そんなことを1曲の唄を聞きながら考えた。
美空ひばりの歌う♪1本の鉛筆も心を打った。
新谷のり子 1946年10月3日生
「流行のしかけ人」角川誕生日事典