ついにこの時間がやってきた。
11時から始まった柔道だが、その時間は食事に行くので、録画してみた。
素根輝の試合だ。
ドキドキしながら見た。
21歳の素根輝は堂々として準決勝まで勝ち抜いた。
解説に園田教子さん、アテネオリンピックの金メダリストだ。
知り合いが福岡の柳川高校の柔道部だったので、先輩の旧姓あんの教子さんさんには当時から関心があった。
1997年、98年の金鷲旗大会は現地福岡で見た事もあった。
夕方から準決勝、決勝戦がある。
福岡県久留米市の出身の素根輝さん、久留米のすぐ近くの柳川が祖父のふるさと、
ひょっとしたらどこかで縁があるのでは、と思いながら素根輝さんの試合を見ている。
彼女が高校生の時の金鷲旗大会決勝、阿部詩との決戦のおもしろかったこと。
その時、俺は今日のオリンピックを想像したかもしれない。
1966年、俺も金鷲旗大会に出場した。
佐賀商の選手に5人抜きされた。
そんなことを思い出しながら、オリンピック決勝戦を楽しみにしている。