1964年東京オリンピックで日本の神永昭夫がオランダのアントン・ヘーシンクに敗れた。日本中が大失望した。日本人より強い外国人がいるのかと。
俺も高校1年生だったが大ショックだった悔しかった。
そんなはずはないだろうと。
昨日のフランスとの混合団体柔道では日本のゴールドメダリストたちが、次々と敗れた。多くの日本人テレビ観戦した人たちはそんなはずがと思ったに違いない。
今回のオリンピックでのメダル数の多くは柔道で勝ち取ったものだ。
それが・・・
しかし闘うフランス選手は強かった。
実力で負けた。
驚いたのは日本人テレビ観衆者だけではなかっただろう。
当の日本人金メダリストもこんなはずではと思い知らされたかもしれない。
勝利したフランスチームは密かに、「次回のパリ大会では勝てる」と思ったのでは。
そして恐れる必要はないのだとも、日本の実力とは・・・・
神永昭夫 1936年12月22日~1993年3月21日
「長続きさせる名人」角川誕生日事典
アントン・ヘーシンク 1934年4月6日~2010年8月27日
「実験する人」角川誕生日事典
1964年のオリンピックで神永が負けた時、曾根なら勝ったかもという声があがった。
今回のゴールドメダリスト素根輝と字は違うが曽根康治という柔道家がいたことを俺は思い出していた。
曽根康治 1928年11月14日~1981年4月27日
「クールな調査人」角川誕生日事典