島袋千恵美・仲宗根創

民謡で今日拝なびら 3月3日

大型テレビで、旧い番組を見ている。

翌日の3月4日は三線の日だということで、MCの二人ははしやいでいる。

三線の日は終日沖縄民謡の日になるそうだ。

最初の1曲は♪赤犬子、赤犬子は沖縄の蛇皮線の祖。

この変った名前に驚いたのは1970年卒業論文を書いた時だっただろう。

2曲目♪でんすなー節 YOUTUBEでは音声が出ないので2曲ともどんな音楽か思い出せない。

今日は盆休みが明けて久しぶりのプールだったが、おばあちゃんたちの元気なこと。

80歳代の人たちで相変わらずにぎやかだった。91歳の人も来ていた。

先日山田洋次監督が戦後大連から引き揚げてくるとき、コックリさんというおまじないが流行ったという文章を見ての、大連引揚の人にこのことを聞いてみた。

その人も覚えているということだった。鹿児島は大雨、昼飯を食って帰ってきたが、あまり気力がなかった。中国ドラマ「趙雲子龍」を見たのだが、気持が乗らず、この番組を見た。3曲目♪でんさー節 歌うは大工哲弘夫婦、いまや八重山民謡の巨匠となったひとだが、俺が沖縄に行った1970年は彼は新人だった。俺と同じぐらいの年齢だ。

当時沖縄タイムス、このラジオ局と同じ系列の新聞社だがその上司武松当吉さんこそ、大工哲弘さんの先輩だった人だ、当人からそう聞いたことを思い出す。