向田邦子

向田邦子のエッセイを明け方聞いた。

朗読者が誰かはわからなかったが、

向田邦子が語りかけているようだった。

向田邦子をしっかり記憶にとどめるようになったのは、

彼女が台湾で墜落事故で亡くなったとき。

テレビ映像での彼女はあまり知らなかった。

上海空港で彼女の墜落事故は知ったが、上海空港に至る、

俺のその2,3日の生活は人生で忘れられないドラマチックな日々だった。

そんなときの向田邦子、俺には向田邦子ということばは、あの時の上海を思い出させる。そして幼稚園を思い、小学校まで思うようにもなった。

明け方聞いたエッセイにはその小学校時代の思い出を語っていた。

向田邦子の文章を追えば、向田邦子の文章に見る、鹿児島散歩ができるかもしれない。