大学ぶらぶら

今思えば、大学をぶらぶらすることが好きだったような気がする。

シンガポールの旅を見ている。

南洋大学をぶらついた。

ぶらつくといっても学食で食事をするだけだった。

大学卒業後沖縄に行った。

琉球大学をぶらついた。

学食をぶらついたのだっただろう。

挫折して鹿児島に帰った。

鹿児島大学をぶらついた。

ここでは勉強をした。

教員免許を取るために勉強した。

福岡に住んだ。九州大学学生下宿屋に居を定めた。

九大をぶらついた。この時は中国語を学びたかったのだ。

宮崎にも4年間住んだ。この時はあまり記憶がない。

通信教育で今日との大学で中国文学を習った。

時々、京都大学界隈をぶらついた。歌を口ずさみながら。

♪紅萌るる丘の花 台北が抜けていた。旧制台北高校、今の台湾師範大学で学んだ。

大学界隈の屋台を飲み歩いた。中国文化大学キャンパスをその大学の女子大生と歩いた。中国人民大学の夏季講座に参加した。北京大学にも何度か行った。

北京大学の先生の講演を聞いた。侯宝林先生、中国漫才の大御所。

ふと、ロマンチックを求めていたのではと、恥ずかしくなってきた。