CCTVドラマ「茶館」を見ている。
大鐘寺が出てきた。
茶館の独身の主人に叔母が女性を紹介するのだ。
その女性が大鐘寺の近くから来ていた。
大鐘寺という言葉で連想したのが、1981年に見学に行った大鐘寺だった。
留学した中国人民大学の近くにあった。
検索すると海淀区にあった。
茶館の老板が家主から家賃の値上げを要求されている。
10倍の値上げ、家主は土地を売るのが目的だが、
叔母と一緒に来た女が大鐘寺の近くで営業をすればいいと言うと、
老板は大鐘寺には親父の墓がある、あの近辺で商売をすると、親父が怒ってでてくるだろうと。
茶館のある場所は前門界隈、北京で一番にぎわっている場所だ。大鐘寺は北京の田舎。
1900年頃を舞台にしているドラマだが、1981年北京留学をした俺には、1900年頃の北京が想像できる。81年、中国はまだまだ開発されていなかった。路地には清朝の痕跡もあった。いい時代を見ることができたと思いながらドラマを見ている。