なぜ俺は沖縄民謡に惹かれたのだろうかと
ちょっと考えた。
深く考えたわけではない。
中国・台湾の唄にもずっと惹かれてきた。
朝鮮の唄にもだ。
懐メロにも、軍歌にも、寮歌にも惹かれ続けている。
歌の専門家ではない。
子どものころから音痴音痴といわれ、
人前で歌うことはなかった。
今日もプールに行った。水中歩行の時はずっと歌い続けていた。
渡辺はま子の♪広東ブルースから始まる、次はディックミネの♪上海ブルース、♪夜霧のブルース、そして淡谷のり子の♪思い出のブルース、♪東京ブルース、♪別れのブルース。西條八十の♪東京行進曲、渡辺はま子の♪サヨンの鐘。それで日本の歌は一通り終わる。俺の血について考えた、中国・朝鮮・台湾・沖縄・大和の血がどのように混ざったのかを。柳家三亀松のさのさや粋曲、寄席で聞いた江戸の唄。とにかく血が騒ぐのである。毎日音楽鑑賞が3時間以上はあるような気がする。今日も4時からは琉球放送の生番組を1時間YOUTUBEで見る。音楽につながると言えば、妻の弟が作曲家ではある。2年前に亡くなったが、住んでいた町の市民歌を作り、ネットでも検索できる。
俺が今から作詞家になることはまさかないだろうなあ。