西郷輝彦さんの実家

サンデーモーニングで、関口宏さんが、

「若い時に一緒に仕事をしたことがあったので、西郷輝彦さんが亡くなったことは残念だった」と言われた。

そしてふと思いだした。

西郷輝彦さんのお母さんが、実家を売ろうとされていたことを。

母はその家を買おうとしていた。

衣料品の商売をしていたのでは、母は迷ったのだろう。

当時、母は人生相談をしていた、沖のおばあちゃんに訊きに行って、

買うのをあきらめた。母は食堂をしていたが「二兎追うものは一兎も得ず」という、

おばあちゃんのことばだったようだ。

その時、母が買えばいいのにと俺が思ったことも思い出した。

もしその衣料品店を母が買っていれば、俺が後を継いだのではと思ったところで、

西郷輝彦の中学校の後輩、市さんに電話してみようか。