遣隋使の中でおもてなしを語っている。
「日本人のおもてなし」ということに、
「中国人のおもてなし」を考えた。
1983年の北京で、81年にちょっと知り合った人が、
一流ホテルで接待してくれた。
俺には高い金額ではなかったが、彼の月給以上の値段だったとその時思った。
その後、いい中国人と付き合った時に、もてなしが違うことを次第に気付くようになった。
中国大連に生徒募集に行ったとき、軽く話をした話題があった。
中国の有名監督謝晋さんに会いたい夢があると。
すると翌日その人が「上海の謝晋さんに電話をしてください」という。
俺は半信半疑だったが、電話をしたら謝晋監督に通じた。
そしてお会いできた。
それから20年以上たって、謝晋監督に面会を設定してくださった大連の白夫人に、
お礼を言いたいという気持ちはずっと続いている。
中国人のおもてなし、台湾での、沖縄での。
俺が沖縄や台湾、中国に気持ちがつながっているのは、そのおもてなしが心に残っているからだろう。
旅で受けたおもてなしをじっくり思い出して、ここに書き込んでみたくなった。