『孤愁の岸』杉本苑子著

あの人に会いたい 杉本苑子さんを見た。

彼女の本は何か読んだような気がするがと思いながら。

『孤愁の岸』が紹介された。薩摩義士の宝暦治水事件、森繁久彌が主役の平田靱負を演じた。思い出したのはその芝居を見たことだった。生の芝居を見たのかテレビで見たのかははっきり記憶にはなかったが、見た。平田靱負薩摩藩の家老、鹿児島市平之町にかれの名前を記した平田公園がある。鹿児島では薩摩義士祭りがあったので小学校の時から参加していた。中学校の時はその相撲大会の選手だった。そんなことを思い出しながらの杉本苑子さん、おれの記憶では高校時代から読んでいた「歴史読本」に彼女の作品があったような気がする。母の旧姓が杉本だったので、杉本苑子さんいは関心があった。吉川英治に弟子入りをされたとの紹介、今朝も朝まで吉川英治の「三国志」朗読を聞いていたばかりだった。映像の中で彼女は神宮外苑?学徒動員の壮行会と東京オリンピックが重なった話をされた。

ロシアの国会で野党議員が「撤退すべきだ、有能な若者たちが死んでいく」と発言したニュースをNHKでみたことも印象に残った。