まだ19歳だった。
長崎の旅をした。
なぜ長崎だったのか。
もう「竜馬がゆく」を読んでいたのか?
その時花月に行った。
芸者さんの踊りを見た。
♪長崎ぶらぶら節を見た記憶がある。
19歳の俺は、芸者遊びをするという夢を抱いた。
それほどに丸山花月の芸妓の踊りは心を打った。
そしてその旅で孔子廟に行った。
ここでは中国人女性の中国風踊りを見た。
これも心を打った。
中国と関りをもとうと思った。
そんなことを思い出しながら、
「世界ふしぎ発見」を見ている。
たぶん昭和43年、1968年の旅だったと思うので、あれから54年。
とうとう芸者遊びとは関係のない人生だった。
しかし中国は堪能した。
1971年の台湾の旅以来、香港、中国、シンガポール。
華人社会を見ることになった旅立った。
さて今日のテレビの旅は俺をどこに導こうとしているのだろうか?