老舎茶館

1981年夏

北京に行った

寄席に通った

バスが毎回超満員で、それが辛かった

バス料金は10円ぐらい

寄席の入場料も50円ぐらいだった

北京に住んで、毎日寄席に通い、

京劇や映画三昧の生活をしようと思ったこともあった

もともとが勤勉に働く意欲がなかったのだろう

そんなことが人生の目的でもあった

大学卒業前、東京を去るときに

辛かったことは、寄席通いができなくなるということだった

そして70歳の今、

YOUTUBEに出逢った、

パナソニックが録画ブルーレイの生産を中止すると言うニュースを知った

ブルーレイの録画が消えると言うのである

YOUTUBEはレコードもDVDもいらない

今日は決心した

我が家の中国寄席生活を、

毎日実行することに、

100枚以上の中国漫才のCDを持っている

毎晩、水滸伝三国志をテレビで見ていた

眼に自信がなくなった

毎夜、2時間中国漫才のCDを聞くことを、

実施することに

7時から9時までは茶館スタイルで、

テレビを消してCDを聞く

朝5時から沖縄ラジオ、午後4時から琉球放送

ひまをみつけてはCCTV中国テレビの中国文芸

とにかく忙しいのである

受験生以上に忙しい、

ただ受験ではないので、忙しいと言っても

成果が出ても出なくても気にしない

成果は、沖縄で遊ぶときに軽く沖縄民謡や舞踊を踊ったり

中国台湾で中国語をしゃべり、カラオケで歌う

昔の友人が頑張ったねと言ってくれたら

成功になるのだろうか