『満州帝国』 児島襄著

 目次

中村震太郎大尉事件

内地と満州で同時決行 万宝山報復暴動 王大佐の危惧

榴弾砲を搬入 中村震太郎大尉 「しゃべったら殺す」

調査をはじめる 下手人逮捕 亡友の恨はらすべし

八月人事と軍司令官会議 南陸相の訓示 石原中佐の不満

閻錫山の出盧 密書は誇張報 平穏な北大営第七旅

腰の刀は竹光か 満蒙問題と革新運動 矢は弦を放れた

日支両世論の沸騰 和を求めるか戦を決すか

事変前夜

張学良将軍の「魚電」 実力解決で意見一致 

何ゾ恐ルル二足ラン 蹶起の日を待つ 建川少将満州行き

国歌の大事と鉛筆