釜山

俺の韓国第1歩も釜山だった。

1975年、台湾から帰国してすぐの韓国旅。

下関から関釜フェリーでの旅。

下船するとすぐ人が寄ってきた。

「あみき、あみき」と言ってやってきた。

後で分ったが「編み機」のことだった。

当時は編み機を運ぶ闇商売があったのだろう。

旅館もわからずままに、その叔父さんについて行って、宿を決めた。

夜になると、女はいらないかと女性に声を掛けられた。

旅館に到着した時案内をしてくれた旅館従業員だった。

昼とは全然違うお化粧をしていての誘い。

何か物悲しくて、一人で寝た。

そんなことを思い出す、チョイ住みINプサン

旅人は立川談笑中村蒼。俺のよくする旅のスタイルだった。

立川談笑 1965年9月23日生

「苦難の道を切りひらく人」角川誕生日事典

中村蒼 1991年3月4日生

「1人でいる幸せを知る人」角川誕生日事典