思い切って電話をしたのは

64年前その人が転校していく姿が

とても寂しかったからだった

好きだったというわけではなかったと思う

中学校1年生の終業式の日にその人が去って行った

しかしそれだからと言って、遠いところに電話をする

理由はない

たまたま最後の同窓会を口実に電話をしたのだった

この人に電話をしたいと思ったのは古希同窓会の時が

最初だったが

勇気がなかった

今回の喜寿同総会では

思い切りができたのだった。

電話にはご主人が出て来た

もし直接その女性が電話口に出たら

もう少し自由に話せたかもしれない

ご主人が出た後だったので

抑制的に事務的に同窓会の日時を教えた

このことを教えたい中学校の同級生がいるのだが

彼は消息不明、清治君だ

彼とは中学校の時にクラスメートだったこの人の事を

当時も語っていた 同じ町内だった

小学校の時の彼女と同級生のラーメン屋の正剛君は知っているだろうが

来週土曜日には高校の同期会がある

小学校1年の時からの友人進君は出席するそうだ

彼は6年生の時その女性と同じクラスだったので

彼とその人の事を語って見ようと思っている

♪別れたらその瞳 75歳の人生にはそんなことが何度かあった

ときどきそんなことを思い出したら、ここに書き込んでみたい

今朝の4時10分だ