台湾は複雑である
台湾人は日本人が好きですか？訊かれても、
台湾人て誰ですかと俺はこたえる。
台湾人、高砂族、戦前日本教育を受けた台湾人、戦後蒋介石と共に来た国民党兵士たち
その子供達、孫たち、客家人。
ひとことでは語れない台湾のひとたち。
台湾独立の人と、中国統一の人たち。
ここに簡単に俺も書き込みはできない。
その台湾人が中国嫌いになった原因は、
1947年2月28日の2・28事件だ。
この事件を知ることから台湾人理解は始まる。
鈴木明の「誰も書かなかった台湾」その続編、「高砂族に捧げる」。
そんな本を読むと事情が少しはわかる。
俺もこの20年間台湾に行っていないので、台湾人の心情の変化については知識がない。
2月28日になれば、いつも台湾のその事件のことを思い出す。
グッと！地球便 馬牧場藤井菜摘さん
ホテルバイキングを終って帰りの車中でこの番組を見た。
久米島に惹かれた。
1971年、久米島に仕事で行った。
仕事でというより仕事を口実に久米島を旅した。
久米島に行く時の船旅を少し覚えている。
空の碧さが印象に残っている船旅だった。
なにかハプニングも期待していたが、ハプニングは何もなかった。
観光地は五葉松、それを見に行ったこと。
仕事で久米島高校に行ったことなど。
まさかその島にその時が最後だとは思わなかった。
当時は沖縄に永久に住むつもりだったので。
しかしその後もう一度久米島には行ったような気がする。
久米島の旅をしたあと、台湾に行った。
その台湾の旅は、その後に続くたびになった。
車載テレビではあったが、しばしの久米島の旅テレビ。
見てよかった。
