『新・水滸伝』吉川英治

#33「美僧は糸屋の若旦那あがり、法事は色界曼荼羅のこと」

「秘蔵の壁絵もなお足らず、色坊主が百夜通いの事」

#34「友情一片の真言も 紅涙一怨の閨語には勝らずして仇なる事」

「蘇州流行歌のこと。次いで淫婦の白裸、翠屏山を紅葉にすること」

時報ノ鶏を蚤に食われて大いに怒ること」

「窮鳥、梁山泊に入って、果然、ついに泊軍の動きとなる事」

朗読 日根敏晶 YOUTUBE