今年で10年日記も終わる。
2冊目だから20年間書き続けているのだ。
毎朝、去年の今日は何をしていたのか確認する。
そこには懐かしい人たちの名前が出てくる。
今朝はなつかしい夢やテレビ番組を見たせいか、
昨年、その前、10年分を見た。
2012年の今日の記事に正明くんのことが書いてあった。
高校1年のクラスメート。
その記事には秀純君の電話で彼が同期会に出席するとのことだった。
先日から彼の消息がしりたくなって博昭君に確認したら、亡くなったと彼が教えてくれた。その正明くんが同期会に来ていたのだ。
俺はその会は欠席したので会えていなかった。
東京理科大学に行った学生だった。
彼が「東京理科大学も難しいんだよ」と言った言葉を思い出した。
彼とは東京から一緒に帰鹿したことがあった。
確認のために同窓会名簿を見た。東芝タンガロイに勤務していた。
博昭君の話しでは関連会社の社長をしたとのことだった。
数学の得意だった彼を思い出す日にもなった。
彼岸の入り?になる。
10年日記の前は5年日記、それ以前は1年日記、40年は日記があるはずだ。だから記憶力も少しはある。
日記を確認することはないが、過去の記憶は毎日甦ってくる。
来年はまた新しい日記を買う年になるが、10年日記か5年日記。
今の俺は老いぼれる寸前。
今のうちにと思うことはまだまだある。
膝が眼が、忍び寄ってくる。