映画「ローマの休日」

1953年公開の映画を見た。

感動した。脳梗塞で感動などは忘れていたと思っていたが、

感動する心があって嬉しかった。

今日は65インチのテレビで見た。

40年ぐらい前に当時は大型テレビであった29インチ画面のテレビを購入した。

その最初に見たのがローマの休日だったことははっきり覚えているが、ストーリーは全然記憶になかった。オードリーヘップバーンが新聞記者を演じていたグレゴリーペックのスクーターに乗った場面だけは覚えていた。その時も感動したはずだが感動した記憶はなかった。オードリーヘップバーンの美貌だけは記憶にあった。今日この映画を見て、外国人俳優の名前などを高校時代に語ってくれたクラスメートを思い出した。いま、病気と闘っている彼が、外国映画や外国人の俳優などの話をしてくれていた。彼の兄さんは当時一橋大学の学生でラジオの英語放送や外国ニュースなども兄さんからの情報だったのだろう、彼は良く知っていた。その彼のことも思いだしながらの「ローマの休日」鑑賞だった。感動した自分に安心した。脳梗塞以来自分の心にまで自信をなくしていたので。