オリンピックは、勝つことではなく参加することにこそ意義がある
クーベルタン男爵のこの言葉を子どものころから知っていた。
オリンピック選手がこの言葉をつかえば俺は否定的だった。
しかし今回池江璃花子選手の出場を見て、この言葉の深さを感じた。
「人生とは、成功失敗に関わらず、生きていることに意味があるのだ」と思えば、
俺の人生も自分なりの金メダルをやってもいいのではないかと。
自分ではなくても、父に母に子供達に金メダル・・・
池江璃花子
オリンピック第1日の昨日は、
久しぶりにオリンピックデイになった。
目的は池江璃花子のリレーだった。
しかしなかなかその場面に出っくわさず、
ついに池江を見たのは、夜１０時過ぎ、
「情報7ディズニュースキャスター」でちらっと見ただけ。
今朝、昨日録画してまだ見ていなかった水泳を見ている。
それでもまだ池江は出てこない。
今日は柔道の阿部兄妹、阿部詩が一番楽しみだ。
絶対金メダルと思っている、女子柔道の素根朗があまりニュースにでてこないのが不思議。
東京オリンピックでnあのだが。
俺が一番見たかったのが素根朗と池江璃花子、阿部詩なのだが。
テレビの画面にやっと出て来た池江璃花子。
このワクワク感は一体何だ。
北京オリンピックと比べた
北京オリンピックは2008年。
俺は中国長春で見た。
小さなテレビだったが、中国の演出の見事さに言葉がなかった。
60歳の時だった。
橋下聖子委員長の挨拶を聞きながら、日本語より北京語の方が耳には美しい響きと思った。長嶋と王さんが出場した時は、嬉しかった。
開会式のセレモニーに白鵬の横綱土俵入りがあったら、とても絵になったようｂな気もした。横綱だけではなく幕内土俵入りも同時にあったらと。
最後の聖火ランナーは予想はあったが、サプライズで池江璃花子さんではと思ったが、
大坂なおみさんの内面から沸き起こる美しさを見たような気がした。
場内アナウンス、日本語が吉永小百合さんだったら、日本人の心を打ったかもしれない。
開会式が始まるまで見ていた沖縄のラジオ番組。
沖縄の舞踊、静かな花風、にぎやかな加那よー天川を踊ったら、世界に何かを見せつけたのではとも思った。
北京オリンピックでは京劇が出てきたような気がする。
木遣りでも悪くはなかったが・・・・
今日は開会式の評価をテレビやネットで見るのが楽しみだ。
ひとつ付け加えると、
中国の陶磁器文化と日本のやきものの違いもあの開会式に俺は見ていた。
今日から女子柔道が始まる、池江璃花子さんの水泳もある。
各国入場を見て・・・
甦った。
1964年の東京オリンピックで、俺が興奮したのは。
この各国入場でだったことを。
俺は世界旅行をしたいと思ったことまで思い出した。
それが中国で終わろうとしているのは、
万博で中華民国パビリオンの女性たちに魅力を感じた。
東京オリンピックの6年後だ。
沖縄・台湾・中国。ずっと中国を追い求めてきた。
中国女性の魅力に最初に惹かれたのは、テレビドラマの「ジャガーの眼」だった。
近藤圭子が演じた中国娘に心が動いた。小学生か中学生の頃だ。
小学校、中学校にいた中国人の生徒にも関心があったことを思い出した。
16歳の時の世界への夢、懐かしくもある。
入場は終わりそうにない。
ロシアを旅したい、北朝鮮を旅したいという夢も遠い昔のことになった。
感動しない
オリンピック開会式が始まって、35分。
心を打たない、出演者たちが学芸会に見える。
嘘でしょう。
1964年、俺は感動したことは覚えている。
16歳の高校1年生だったからだろうか。
今は72歳、老いたゆえに感動しないのだろうか。開会式が始まる8時までは、沖縄のラジオ番組を見ながらでもあった。
ちょうど8時にその番組は終わった。俺は今、そのラジオ番組の方がおもしろいと思っている。
しかし今から各国入場だ、きっと外国人が何かを見せてくれるだろうと、
期待しながら見よう。
ｇ
島袋千恵美・よなは徹
民謡で今日拝なびら 7月23日 金曜日
いつもはこの番組が一番大事なのだが、
今日はオリンピック開会式を見たい。
開会式が始まる前にこの番組を見ることにした。
NHK7時のニュースを大画面で見ながら。
沖縄先島地方は台風の真ん中、沖縄本島はまだ台風の余波ぐらいのようだ。
