首里有情

「赤い城 沖縄のこころ~

首里城 再建の願い~」6月1日 放送

昨年10月31日火災に遭った

首里城を案内するのは、

国仲涼子さんとゴリさん。

国仲さんには気付かなかった。

検索すると、「ちゅらさん」は2001年放送。

国仲さん1979年6月9日生まれ、

しあさっては、41歳になるのだ。

首里

俺が沖縄放浪をしていた頃、

ホームシックにかかって、

ふるさと鹿児島を思い出すとき、

首里城に足が向いた。

もちろんそのころは首里城

まだ再建されていなかった。

守礼の門がぽつんと建っていた。

沖縄といえば、守礼の門がシンボルだった。

ゴリさんは母校首里高校を訪ねる。

1971年の今頃、俺も首里高校に

仕事で行ったことがあった。

そしてふと思い出した。

沖縄で仕事をしようとしての、

沖縄デビューだったが、

何か自分と沖縄にしっくりいかないものが

あるような気がした。

その首里高校訪問が、自分を目覚めさせたのか?

鹿児島に帰って、教員免許を取ろうと思った。

そのことは、今初めて思い出したのだが、

俺が沖縄から早々引き揚げた理由もわかったような

気になった。

教師をしたくなったのだ。

また画面には城間紅型屋の社長さんが映っている。

城間紅型工房をたずねた。

沖縄文化の深さにも気づかされた。

職場で宴会の時、彼らは沖縄民謡を歌う

おれは軍歌しか歌えない。

これも寂しかった。

石畳の首里の坂。

首里から眺める那覇市内。

夕焼けも美しかった。

沖縄にずっと住んでいたら、中国への深い関心は

なかったかもしれない。

沖縄舞踊と民謡は学んだかも。

三味線は又吉真栄さんから買ったなあ。

とうとうその三味線もこなすことはできず、

どこに行ったかも忘れた。

昨夜は、寝る前に沖縄民謡をレコードで聞いた。

1971年に那覇で購入したレコードだったが、

ちゃんと音が聞けて驚いた。

画面には国仲涼子さん、ちゅらさんから20年。

誰もかれも歳をとるのだな!

悲しくもある。