昭和天皇

昭和天皇がお車に乗られた。

その車に私も乗った。

運転手と侍従、昭和天皇

その後ろの席に私が坐っていた。

天皇と侍従がずっと話をしていたが、

後ろに乗っている私には気付いておられない。

後を向いて私にお気づきになったら、どうこたえるのか、

後ろの席で考えていた。

ボディガードです。その答えでいいのか。

そもそも俺はなぜ乗っているのか。

眼が覚めた。

昭和天皇が夢に出て来られたことが嬉しかった。