家で外国旅行

どこでもドアではないが、

家でどこにでも行ける。

俺の旅の一番の楽しみは、

劇場まわり。

映画館に行き、劇場に行って、ホテルでの食事。

我が家には、もちろんうちだけではないが、

中国の劇場があるのだ。

今日も中国芸能を堪能している。

中国の京劇院、茶館での演芸、雑技場での雑技や中国魔術。

歌庁ミュージックホールでの流行歌鑑賞。

台北、北京、上海、長春の旅をしている気分。

中国だけではない。

東京の寄席巡りも我が家でできる。

新宿末広亭、浅草演芸場、上の鈴本、講談の本牧亭

那覇は沖縄芝居の沖映劇場。

入場料がいらないのがいい。これだけの劇場を回れば、

2万円はいる。

ホテル食事は1万円、広東飲茶5000円。

すべてをまかなえる。

それも現代の芸能だけではない、名優のいた時代だ。

映像の観客席には知人が出ている。

NHK中国語講座の先生たちもいる。

日本のテレビに出演した中国の超能力者も観客席に。

じつは朝鮮韓国の芸術も豊富にあるのだが、手が回らない。

天手古舞、中国語では手忙脚乱。