関口さんと保阪さんの話を聞きながら、
大正時代という、時代が耳に入るというよりも、
登場人物の名前に関心が起こった。
大正。
親父が大正生まれだった。
俺の大正の認識は、それが最初だったかもしれない。
母は昭和2年、子供心に父母の時代差、歳の差が
だいぶあるように思っていたが、8歳違うだけ。
母の友人たちを思い出している。
前田さんは大正、永田さんは明治。、母の友人たちのなかで昭和は誰だったのだろうかと。
友人たちとじっくり話をしたことはないが、
こんどあった時は、友人たちに両親の生れた時代を聞きたくなった。
この講座に出て来た人物、上原勇作、西園寺公望、
大隈さんが大正時代の総理大臣だったとは、今気づいた。
高校の日本史の授業の時、担任が上原勇作を語ったときのことを
思い出している。
都城に初めて行った時、宮崎往復の立ち寄りだったが、
上原勇作誕生地に行ったことがあった。
山本登喜子さん、昭和まで生存していた。
元遊女だったということに関心を持った。
こんなドラマを見てみたくなった。
そして俺が青春時代に放歌高吟した。
♪ ああ我れ伊藤の知略なく
桂太郎の勇なくも
天下に興せし 大隈の
野人の姿尊とけれ